今日から始めませんか?頑張らない節約!
節約には興味があるけど、めんどくさい、時間がない、続かない、、、。
倹約して貯金したいけど、うまくいかない。
SNS等で細かく家計簿をつけて、すごい節約に成功をしている人を見て落ち込んでやる気がなくなる、、、。
それはまさに昔の私ですが、こういう子育てママさんは結構多いと思います。
そうなの、子育てに、家事に、仕事にやる事が多すぎて、節約にそんなに時間も労力も裂けないわ、、、。そこまで頑張ったらストレスでどうにかなりそうよ!
現代のワンオペママさんは本当に何でも頑張りすぎです!
でも実は、節約ってそんなに頑張りすぎなくても、結構うまくいくものです。
無理してレストレスをためて続かない節約は今日で終わりです。
頑張らない節約術の基本をマスターして、楽々お金が貯まる家計を目指しましょう!
頑張らない節約術は「買わない」「持たない」「出かけない」
頑張らない節約とはズバリ、「買わない」「持たない」「出かけない」が上手になることです。
何でもかんでも買わないようにすればストレスが溜まるし、何も持たずには生活ができない、どこにも出かけないわけにもいきません。
すべてを「やらない」と言うのではなく、買わないもの・持たないもの・出かけないところを、決めておくことが大事なのです。
「買わない」「持たない」「出かけない」が上手になるコツ
買わないもの、持たないもの、出かけないところを上手に決めるコツは下記の通りです。
- それが無くても生活に支障がないものは避ける
- それに代わるもっと安価なものがある場合は代替品を選ぶ
- もうすでに十分持っている物は避ける
- ストックは最低限で良い
- それを維持するのにお金が継続的にかかるものは極力避ける
- それを処分するのに大変なものは極力避ける
- 自分の幸せのためではなく見栄のための消費は避ける
- 自分を心から幸せにしない出費は避ける
当たり前のことで、とてもシンプルなことですが、これができていない人は結構多いものです。
お付き合いの消費、見栄の消費、何となくの惰性の消費、、、これをカットすることが頑張らない消費のポイントなのです。
言うが易し、文字にするととっても簡単なことなんだけど、これって結構実践するのが難しいのよね~!
頑張らない節約上手が買わないもの
ではここからは、節約上手な人が買わないものの具体例を紹介したいと思います。
様々な節約関係の書籍で紹介されている品目や、3年で360万円貯金した私が買わなくて支障がなかったものなので、参考になれば幸いです。
ここから紹介する品目で、あなた自身の生活に無くても支障がないと思ったら、ぜひ買わないチャレンジをしてみましょう!
お菓子を買わない
我が家でお菓子を買うのは、遠足の時と、旅行の時、誰かにあげる必要があるときだけです。
日常的にお菓子を買うことはありませんが、2人の小学生男子からは特に不満の声はありません。
と言うのも、夕食を早めの時間にしたり、手作りのお菓子(ホットケーキなど)やおにぎりや焼き芋など、お腹に溜まる軽食をお菓子の代わりにしているので、とりあえず空腹のストレスは与えていないからだと思います。
「お菓子は体に悪いから、たまにしか食べないもの」
と子供も認識しているので、頂いた時や、特別な時には喜んで食べることはあっても、日常的に欲しがることもありません。
スナック菓子や砂糖がたっぷりの甘いお菓子は、中毒性があるだけでなく、栄養がありません。あえて食べる必要がないものにお金をかける必要はなく、お腹を満たすのであれば別の物で十分です。
高価なフルーツは買わない
フルーツは、体にいいイメージを持っているかもしれませんが、現代の改良を重ねた甘くておいしいフルーツには必要以上の「果糖」が含まれています。
高級で甘ければ甘いほど果糖も多く含まれていて、実は体にいいものではないのです。
なので我が家ではわざわざ高価なフルーツは買いません。
安価なバナナや、キウイ、冷凍のブルーベリーなど甘味が少なく栄養価の高いものだけを買うようにしています。
ジュースは買わない
我が家では、ジュースも日常的には買いません。
ジュースは砂糖の塊で、体にも悪く、飲む必要がないものだからです。
頂いたり、外食したりする時に飲むこともありますが、日常生活に無くても全く困りません。
子供も、ドリンクバーで好きなものを選ばせてもお茶を選ぶくらい、飲まなければ飲まないで必要のないものなのです。
お酒を買わない
子供にジュースを買わないように、大人にお酒を買うことも数年前から辞めました。
夫婦で毎日缶ビールを1本づつ飲んだら、1日300円として1か月9000円になります。
年間にするとそれは108000円にもなります。
冷蔵庫にあれば毎日飲んでいたお酒も、買わないようにしたら飲まなくても平気になりました。
たまに頂いて飲むことを除けば、自分でお酒を買って日常的に飲まなくなって5年近く経っています。
体重も落ち、頭もスッキリして、顔のむくみもなくなって、禁酒で得られる効果は金銭的なもの以上だと思います。
煙草を買わない
私は、長男出産前までヘビースモーカーでしたが、妊娠を気に禁煙に成功。
旦那の方は、なかなかそういう強い動機がなく禁煙にチャレンジしては失敗を10年ほど繰り返してきましたが、今年の春ようやく禁煙に成功しました!
500円のたばこを毎日1箱で、1か月15000円、年間18万円の節約になります。
もっとたくさん吸う人ならもっと節約効果が期待できます。
更に、今後タバコは値上がりするので、早くやめるに越したことはありません。
洋服を買わない
成長する子供の洋服を除き、基本的に大人の洋服は買わないようにしています。
洋服は一着数千円から数万円するので、買わない節約効果が大きい品目です。
買わないとまでは行かなくても、買う洋服の量を減らす、頻度を減らす、レンタルにするなど、50%くらい買わないようにするだけでも節約効果は大きいです。
マンガは買わない
書籍、特にマンガは買わないようにしています。
マンガは何巻にもわたって購入することになると、途中で買うのを辞めることが難しく、惰性で全巻揃えてしまったりします。
そうなると、場所をとるうえに、何度も読み返すようなものでもないので、お金とスペースの両方が無駄になってしまいます。
どうしてもマンガが読みたくなったら、マンガ喫茶に行く、満喫のあるスーパー銭湯に行く、1冊95円のDMMコミックレンタル!を使う、書籍読み放題の会員になるなどして、買わずに読むようにしています。
読書大好きな私は、書籍は買いますが、大体読み終わったらすぐに売っています。子供に読ませたい、もう一度読みたい本だけ家に残しているので、持っている本は最低限です。本は場所をとりますからね!
デパートコスメは買わない
30代を過ぎていい年になってくると、高級な化粧品をつけないといけないような気がしませんか?
私の周りのママ友さんたちも、デパコスやナリスなどのちょっといい化粧品を皆さんおすすめし合って購入しています。
基礎化粧品、メイクアップ、ヘアケアなど、一式百貨店でそろえて毎月使うとなると、かなりの金額になりますよね。
私はむしろ、デパコスコスメを20代で卒業しました。
そして、卒業してからの方が肌はキレイになり、10代のころから比較しても、今が史上最高に美肌です。
実はきれいな肌は、高級な化粧品が作っているわけではありません。
食生活、生活習慣、運動習慣、便通の方が美肌により密接に関係しています。
と言うことで今は、ドラッグストアの安い化粧水やオールインワンゲルを、家族みんなで使っています。
メイク道具も、ほぼドラックストアで、眉ペン以外もう何年も同じものを大事に使用しています。(たまにしか化粧しないので)
その他買わないもの
上記のほかにも、「買わない暮らし」の方法を詳しくまとめた本が、2021年6月に出版されました。
カナダ在住のミニマリスト筆子さんの買わない暮らしに興味のある人は、ぜひ下記の本を読んでみてください。
頑張らない節約上手が持たないもの
次に、節約上手が持たないものについて、具体例を紹介したいと思います。
車は持たない
どうしても必要がない限りは、車は持たないほうがいいものです。
車は、車体の代金以外にも、保険やガソリン代、車検や税金など、維持費がかかり続けるもので、想像しているより大きな金額がかかります。
私もどうしても車が必要な地域に住んでいるため、中古の軽自動車に乗っていますが、この度車を手放すことを決意しました!
持ち家は持たない
節約上手が持たないもの、それはローンで購入する持ち家です。
ローンはマイナスの複利効果を生み、ローンが残った住宅は人生の足かせにもなりかねません。
マイホームは多くの人の憧れではありますが、身の丈に合わないローンを組むと地獄を見ることになります。
賃貸に身軽に住んでいる方が、人生のその時々の状況にあった住まいに移り住むことができます。
一括購入する住宅以外は負債ですので、お金を上手に貯められる人が手を出すものではありません。
虚栄心を持たない
不必要に外車に乗る、お金がないのに付き合い消費をする、割り勘でもいい場面でいい恰好をしておごる、これはすべて自分を良く見せたい「虚栄心」からです。
人によく見られたい気持ちはだれしも持っていますが、それが行き過ぎて、そのためだけに無駄な出費を繰り返すのは賢明ではありません。
見栄を張るのをやめ、身の丈に合った暮らしをするだけでも、大きな節約になる人も居ます。
ブランド崇拝意識を持たない
スマホはiPhoneじゃないといけない、通信会社はdocomo以外は考えられない、国産以外の肉は食べない、掃除機はダイソン以外は考えられないなど、妙なブランド意識を持っていませんか?
格安シムスマホを持つのは恥ずかしい?新しい電力会社なんて心配で契約できない?
ブランド崇拝をやめて、それに代わる良質な格安品に変えても、実は生活の利便性の面では全く何も変化はありません。
特に通信費などの固定費は、節約効果が絶大なうえに全く生活への影響がありません。
ブランド崇拝を辞めるだけで、無駄な出費が大きくカットできるのです。
固定概念は持たない
例えば、冷凍野菜には栄養分がないとか、中国産の食品は危険だとか、そういう固定概念を持っていませんか?
また、ご飯は1日3食食べないといけないとか、お母さんなら手作りの1汁3菜をきちんと作らないといけないとか、手抜きは悪とか、そんな風に思い込んでいませんか?
実際は、冷凍野菜と生野菜の栄養価にそん色はなく、物によっては冷凍の方が栄養が凝縮されて高いものもあります。
中国産の食品も、2002年に残留農薬の問題などがあったせいで悪いイメージが根強くありますが、事件から20年近く経過した2021年現在、日本の食品業界の努力や、中国側の努力もあり、輸入冷凍食品の品質はとても高い水準になっています。
食事も、1日3食食べなくてもいいし、毎食手作りの1汁3菜を食べる必要性はないのです。
様々な固定概念を捨てて、事実に目を向け、手抜きできるところは手を抜いて、上手に安い食品や出来合いの物を活用することも節約につながります。
必要以上に持たない
食品にしても、日用品にしても、洋服にしても、必要以上に持ちすぎないに越したことはありません。
多く持ちすぎると、すべて使い切らない「ロス」や、ずっと持ったままでスペースの無駄を生みます。
最小限しか持たないことを心掛けると、それだけでも節約になります。
私、結構ため込み癖があるのよ、耳が痛いわ!確かに、持ち過ぎない方がメリットは大きいわよね。
頑張らない節約上手が出かけないところ
最後は、頑張らない節約上手な人が行かないところについてです。
ただむやみに出かけないのではなく、どういう基準で行く行かないを決めているのかを理解することが大切です。
行きたくもない飲み会やランチにはいかない
「飲み会やランチに行かない」ではなく、「”行きたくもない”飲み会やランチ」に行かないことです。
これは、行きたくないと思った会に行かないという意味ではありません。
「めっちゃ行きたい!」と心から思える会以外には参加しないということです。
そうは言っても、お付き合いで参加した方がいい会とか、皆が参加するのだし行こうかなと思う会もあるでしょ?
- お付き合いだから行く
- みんなが行くから行く
- 行っても行かなくてもいいけど行く
- 何となく行った方がよさそうだから行く
こういうあいまいな理由で惰性で参加する飲み会やランチ会は、正直行く必要がありません。
ランチなら1500円、飲み会なら5000円くらいの予算が必要です。
何となくで、この金額の出費が積み重なっていくのは無駄でしかありません。
今後参加する飲み会やランチ会は、
- 絶対に行きたい、楽しみでワクワクする会
- 強制的にどうしても参加をしなければならない会(会社の行事など)
この2種類だけと決めると、同じ飲み会やランチ会への参加へのコスパが高くなり、無駄遣いではなくなりますし、節約になります。
このコロナ渦でそういった会も減ってる今、断りやすくもなっている今が実行のチャンスです。
目的のない買い物には行かない
いわゆる「ウィンドウショッピング」と言うやつです。
何となく通りかかったよさげな店に入ってみる、用事はないけど休日にショッピングモールやアウトレットにぶらぶらしに行く。
こういった目的のない買い物に行くのはやめましょう。
確かに、ショッピングモールなどをぶらぶらするのはとても楽しいですが、楽しいゆえに買うつもりもない洋服を買ってしまったり、するつもりもない外食をしてしまいます。
買い物の用事がない限り、お店に近づかないのが、無駄な買い物をしないポイントです。
スーパーのはしごには行かない
安い食品を追い求めて、1日に何件ものスーパーをはしごするのはやめましょう。
時間と労力と、車ならガソリン代の無駄になりますし、余計なものを買いすぎることになります。
安い店で安いものを買うという選択は間違ってはいません。
ただ、たった数円安いものを追い求めて、奔走するのは本末転倒。
何曜日は野菜がこのスーパーで安いからこの日はここに野菜を買いに行く、この店は肉が安いから肉はここで買うと決めて、ざっくりと買い物のパターンを決めておき、1日に何件も回るようなスタイルはやめましょう。
親族以外の結婚式には行かない
「親族以外」は言い過ぎかもしれませんが、よっぽど親しい間柄か、仕事の関係か、自分が結婚式に呼んだ人以外は、結婚式に参加する必要はないと私は考えています。
結婚式が大好きで行きたいという人以外、礼を尽くせば断ってもいいと思うのです。
結婚式に行けば、ご祝儀の3万円のほかに、ドレスや美容代や交通費、遠ければ宿泊の費用も掛かります。
最低5万円は必要で、子連れや夫婦で参加した場合はそれ以上になります。
学校卒業以来会っていないような友達から招待されても、私は平然と断りますし、自分の結婚パーティー(会費制)に来てもらった人に対しては、会費と同額のご祝儀プラスプレゼントを贈って、結婚式には欠席させてもらいます。
と言うのも、私は大学を卒業して1年以内に結婚したので、当時に付き合いがあって結婚パーティーに来てもらった友達も、今では10年以上も連絡を取り合っていない人ばかり、今後お付き合いをしていく予定もないからです。
身近な人の結婚はうれしく心からお祝いできますが、近況も知らず結婚相手とのなれそめさえ知らない結婚式に行っても、心からお祝いする気持ちになれない、それは時間も一生懸命稼いだお金ももったいないと思うので、最初から行かないと決めています。
冷たい人間と思うかもしれませんが、人間関係こそ断捨離が必要だと思います。
自分が大切にできるリソースには限りがあるため、八方美人はやめ、狭く深く身近な人だけを大切にするスタイルを選んでいます。
同窓会には行かない
同窓会が楽しみで、絶対に行きたい、ワクワクするという人は出席した方がいいと思います。
私の場合は、過去の人に会うことにメリットがないと個人的に思うので参加しません。
以前は同窓会の誘いにも律義に参加していましたが、学生時代の過去の思い出や、近況を報告し合うのは、楽しくなくもありませんが、そこからまた付き合いを始めたり、自分にとって何かプラスになるようなことはありません。
人間に与えられた時間は有限です。
もし、時間を持て余しているなら過去の思い出に浸ったり、ダラダラと楽しい話に花を咲かせるのもいいと思いますが、今現在生きることで忙しい、今自分の周りにいる人のことだけで精いっぱいの人にとっては、過去の人間関係を蒸し返す時間もお金も、節約の対象にしてもいいと思います。
家族みんなが行きたくないレジャーには行かない
いくら節約していても、子育て家庭にとってレジャーは欠かせません。
基本的に、お金をあまり使わず楽しむ節約レジャーにいそしんでいますが、ときにはお金がかかるレジャー施設に足を運ぶこともあります。
ただ、我が家の場合は、家族一人でもそこに行きたくないと言った場合には、絶対に行きません。
入場料を払ったり、1日時間を費やして行うレジャーは、家族全員が心から行きたいと思っているところにしか出かけません。
みんなが楽しめるレジャーであれば、多少お金をかけてもそれはいい思い出になり、有意義な出費になりますが、イヤイヤな人を伴っていくレジャーは価値がないと思うからです。
そんな風にみんなが行きたいところを話し合ってから満場一致のレジャー先を決めるため、無駄にレジャーに出かけることもなく、年間にして程よい回数の楽しみとなっています。
頑張らない節約の極意は「必要なものを選ぶ」こと
買わないことがプラスになる、持たないから自由でいられる、行かないほうが楽だし有意義、こうなるのが本当に正しい頑張らない節約の姿だと思います。
頑張って我慢してそうしないのではなく、そうしないことが幸せに繋がる、そういう状態になるように、自分や家族間でルールを取り決めていくのです。
ケチケチした節約と、頑張らない節約は似て非なるものなのです。
「買わない」「持たない」「出かけない」と言うのは、言い換えれば自分にとって本当に必要なものを見極め、それ以外のことを排除するということで、無理をして我慢するということではありません。
モノがあふれ、情報があふれ、どこへでも行ける現代社会だからこそ、「必要なものだけ選ぶ」と言うことが、本当の豊かさなのではないかと思うのです。
頑張らない節約で、必要なものだけを選び、貯金をどんどん増やして幸せになりましょう!
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