スマホがあれば簡単に売買ができるフリマアプリ。
以前取材をさせて頂いたハンドメイド作家さん方も、フリマアプリを利用して商品を販売している人が多いようです。
私も自宅の不用品や、せどりの商品はフリマアプリを利用して販売しています。
フリマアプリは、インターネット上にある巨大なフリマーケット会場をイメージしていただければわかりやすいですね。
今回は数あるフリマアプリの中で、最も有名な「メルカリ」と「ラクマ(旧フリル)」にスポットを当てました。
この記事では、「どのフリマアプリを使えばいいのか悩んでいる」という方のために、2大フリマアプリの特徴や手数料、発送方法や料金などサービスを徹底比較しています。
自宅の不用品販売、ハンドメイド販売、せどりなど、販売系副業に興味がある方必見です。
メルカリとラクマのそれぞれの特徴
まずは、メルカリとラクマの特徴を一挙に見てみましょう。
こうしてみてみると、メルカリは万人向け、ラクマは女性と楽天経済圏の人向けって感じね!
メルカリとラクマの違いを徹底比較
ここからはメルカリとラクマの違い比較していきましょう。
まずは表で一気に比較!
項目 | メルカリ | ラクマ |
---|---|---|
販売手数料 | 商品が売れた時の商品価格の10% | 商品が売れた時の商品価格の6.0% (税抜) |
購入申請 | できない | 利用できる (購入者を選べる) |
出品者検索 | できない | できない |
ユーザー層 | 幅広い | 女性が多い |
ユーザー数※2019年 | 2,216万人 | 1,115万人 |
匿名配送 | 利用できる | できない |
配送割引サービス | らくらくメルカリ便 ゆうゆうメルカリ便 ゆうパケットプラス | かんたんラクマパック |
ポイント制度 | メルカリポイント (1ポイント1円) | ラクマポイント (1ポイント1円) 楽天ポイント (1ポイント1円)※利用時 |
売上金の引き出し | 手数料は一律200円 残高が201円以上あれば振込申請は可能 「お急ぎ振込手数料」追加200円 | 通常の振込手数料は210円 振込申請は売上残高が1,000円以上あれば振込申請は可能 1万円以上の金額で振込先を楽天銀行にした場合」に限り振込手数料が無料 |
販売時の比較
取引方法に大きな違いはない両アプリ。
基本的には、商品を撮影して写真をアップロードし、情報を入力して出品。
購入されたら発送して、購入者からの受取評価を受け取引が完了という流れです。
両アプリの取引方法での大きな違いは、ラクマでは「購入申請」が設定できることです。
買い手が売り手に購入の意思を申請して、売り手が許可した場合のみ購入可能となるというこのシステムは、商品の横取り防止や評価が悪い人に販売しないなど、トラブルを未然に防ぐ対策となります。
販売手数料は、ラクマの方は2021年の1月に3.5%から6%+税に変更されましたが、メルカリの10%と比較すればまだ安くはなっています。
ユーザーの比較
ニールセンの調査を元に2019年の比較を見ても、メルカリとラクマではユーザー数が2倍違います。
ただ、ユーザーの伸び率で言うとラクマの方が1%だけ高くはなっています。
ユーザーの層で言えば、ラクマは旧フリルなだけあって、女性が6割強を占めているようです。
下記のニールセンのグラフを見ると、年齢層はメルカリの方が若干低くなっているようですが、Amazonや楽天と比較すると、フリマアプリ自体が年齢層が低く、女性ユーザーが多いというのが特徴のようで、ユーザー数の伸びも大きいようです。
配送方法の比較
メルカリの郵送方法
メルカリでは、「らくらくメルカリ便」 と「ゆうゆうメルカリ便」 の2つの配送料割引サービスが独自に展開されています。
「らくらくメルカリ便」 は、ヤマト運輸の提供する「ネコポス」「宅急便コンパクト」「宅急便」をユーザー価格で利用できるものです。
「ゆうゆうメルカリ便」は、日本郵便の提供する「e発送サービス(ゆうパック/ゆうパケットプラス/ゆうパケット)」をユーザー価格で利用できるものです。
メルカリ便のメリットは、なんといっても匿名配送!
出品者・購入者ともに住所や氏名を開示せずやりとりができるので、セキュリティが高くて安心です。
また、メルカリは「ゆうパケットプラス」の利用が可能です。
「ゆうパケットプラス」 とは、「ゆうパケット」と「ゆうパック」の中間サイズにあたる24cm×17cm×7cm以内/重さ 2kg以内の配送で、送料は全国一律375円(税込)です!
郵便局やローソンおよび「メルカリストア」で販売する「ゆうパケットプラス専用箱」を使いって発送します。
さらにメルカリでは、オープン型宅配便ロッカー「PUDO」からの発送にも対応し、購入者はコンビニ受け取りを指定することもできるなど、出品者・購入者ともにさまざまな選択が用意されてます。
ラクマの配送方法
ラクマでは、日本郵便とヤマト運輸が提供する「かんたんラクマパック」が利用可能です。
通常よりお得な価格で全国どこでも一律の送料で、宛名書き不要、追跡サービスやトラブル時の補償がつく点は、メルカリと同じです。
配送方法の幅広さとかは、断然メルカリの方が進んでいる感じね!
「PUDO」 って最近よく見かけるけど、使ったことないわ!
ポイントについて比較
両フリマアプリともに独自のポイント制度が用意されています。
ラクマでは「ラクマポイント」、メルカリでは「メルカリポイント」が 1ポイント=1円として 利用可能です。
基本的に購入時にこのポイントを利用することになりますが、 ラクマでは購入時に楽天ポイントの利用が可能なのが大きな特徴です。
売上金の引き出しの比較
最後に、売上金を現金化する際について比較していきます。
それぞれ200円、210円の振込手数料がかかる点には差がありませんが、付随の条件が大きく異なります。
メルカリの売上金の引き出し
メルカリでは、売上金 (またはメルペイ残高) を引き出す手数料は一律200円です。
残高が201円以上あれば振込申請は可能ですが、金融機関や申請金額に関わらず、都度200円の振込手数料が発生します。
更に、「お急ぎ振込」を利用する場合は、「お急ぎ振込手数料」が200円が追加でかかります。
ラクマの売上金の引き出し
ラクマでは、販売代金を受け取るには「振込申請」を行う必要があり、振込申請は売上残高が1,000円以上ある場合にのみ可能です。
通常の振込手数料は210円ですが、「1万円以上の金額で振込先を楽天銀行にした場合」に限り、振込手数料が無料です。
さすが楽天が運営しているだけあって、楽天のサービスなら無料ってわけね!
楽天経済圏の人には有難いわよね!
メルカリとラクマの比較まとめ
ここまで、メルカリとラクマを徹底比較して解説してきました。
すごく平たく言うと、 メルカリは万人向け、ラクマは女性と楽天経済圏の人向けという感じではないでしょうか?
自分がこれはら販売しようとしている商品が何で、ターゲット層がどこかということを踏まえて、メルカリで出品するか、ラクマで出品するか検討してみてはいかがでしょうか?
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