今回は、プレママさんからこんな質問を頂きました。
出産を控えていますが、今後かかる子育ての費用を考えると、出産準備は最低限のものに絞って節約したいと考えています。出産経験が無いので、絶対必要なものとそうではないもの、いつ頃購入したらいいのか、どのお店がいいのかなど教えてください。
とっても堅実で素晴らしい質問ですね。
かくいう私は、1人目の出産時には浮かれすぎて本当にたくさんベビーグッズを揃えてしまい、結構使わなかったものなどもたくさんありました。
そこでそんな経験を詳しくシリーズに分けて紹介したいと思います。
これから出産を控えているプレママさんの節約出産準備&子育ての参考になれば幸いです。
ということで第一弾は「ベビー用品準備に絶対に必要なもの」というテーマでお送りしたいと思います。
▼第二弾|ベビー用品のレンタルについて
ベビー用品は揃えるものがありすぎる?
ベビー用日を揃えるとき、プレママさんは何を参考にしているでしょうか?
私の2人の子供の出産時を思い返すと、産院からもらった冊子、プレママ雑誌、インターネットの検索情報、後はプレママの集まりで知り合ったママ友同士の情報交換などでしょうか?
そこでリストアップされるベビー用品は、下記のようなものがあると思います。
- 敷布団
- ベビーベッド
- ベビー用体温計
- ベビー服
- 防水シーツ
- 沐浴用ベビーバス
- 綿棒
- 赤ちゃん用おしりふき
- 掛け布団
- 温度計
- ベビー用つめ切り
- 紙おむつ
- 毛布
- バスタオル
- 哺乳瓶
- 哺乳瓶洗浄セット
- 哺乳瓶保管ケース
- 粉ミルク
- チャイルドシート
- 各カバー
- ガーゼ
- 消毒綿
- ベビーカー
- タオルケット
- ベビー用せっけん
- バウンサー
- おくるみ
- 抱っこ紐
- 授乳服
- 授乳パッド
- 産褥パンツ
- 骨盤コルセット
- ベビーラック
- お風呂用チェア
- バンボ
- 食事用いす
・・・
実は、ここに書いているもの(それ以上)は私が実際長男の出産時に全部購入しました。
だって、本にも書いていたし、ママ友も言っていたから・・・・
でも実際この中でよく使ったものはほんの少しで、使いづらくて買い直したものや、そのまま人に譲ったものも数多くありました。
そんな経験を踏まえて、次の項目からは、絶対に必要だったベビー用品を厳選して紹介したいと思います。
ベビー用品絶対必要なもの
ここからは、出産前に準備して、出産直後から絶対に必要になるベビー用品を厳選しました。
上記であれだけ挙げたベビー&ママ用品も、産後すぐは実はこれだけあれば十分だったりします。
- ベビー服一式
- おむつ
- おしりふき
- 布団(大人用でOK)
- バスタオル
- ベビーバス(代わりになるものでOK)
- ケア用の小物
- 消毒綿
- 履くタイプの生理ナプキン
1,ベビー服一式
ベビー服と言えばまずは肌着を用意しますよね。
肌着と言っても「短肌」「長肌」「コンビ肌着」などがありますが、こんないろんな種類は正直いらなかったです。
生まれた季節にもよりますが、基本的に空調の効いた快適な室内に過ごすので、短肌とコンビ肌着を重ねたり、短肌にドレスオールやカバーオールなど、数もそこまで大量には必要ありませんでした。
今私が出産準備をするなら、このくらいの少ないセットで購入すると思います。
そして、赤ちゃんの服を購入するなら「2Wayドレスオール」がおすすめです。
新生児の時は、ドレスオールとして、少し大きくなったらカバーオールになるタイプなら、長く使えます。
数も、3~5枚もあれば洗い替えも十分です。
洗濯乾燥機を使っているなら、本当に衣服も少量でいいわよね!
2,おむつ
私は布おむつも一式購入しました。
理由は、おむつ外れが早くなると母や祖母が言うからです。
結構お金をかけて下記のような布おむつセットを一式購入しました。
でも正直、布おむつ育児は本当に大変でした。
服や布団も失敗したらびしょぬれになるし、子供のお尻はかぶれるしで、わざわざ自分からしんどい子育てを選んだようなものでした。
次男の時は、布おむつにする余裕がなく、紙おむつで育児しましたが、何と楽だったことか!
大変な子育てを余計に大変にしたくないのなら、紙おむつが断然おすすめです。
結果的に、おむつは誰でも外れます!
おむつを履いて小学校に行っている子はいないでしょう?
どんなに遅くても幼稚園などの集団生活で、トイレに行く事が出来るようになります。
なので、おむつ外れが遅い早いを気にするよりも、子育てに余裕を持って、もっと子供とたくさん遊んであげればよかったなと思っています。
節約の観点から見ても、布おむつは洗濯回数も増え、布おむつ自体も高いので、経済的では決してありません。
紙おむつは神です!
3,おしりふき
布おむつ子育ての際に、おしりふきも布製のものを使用したこともありますが、使い捨てのおしりふきの方が衛生的で経済的です。
おしりふきは、おしりだけでなく、ありとあらゆるところを拭くことができ、掃除にも使えます。
結局我が家では、おしりを拭く赤ちゃんはいなくなりましたが、子供の手口拭きや食事の片づけ、掃除などのためにいまだにおしりふきを箱買いしています。
4,布団(大人用でOK)
赤ちゃんには、新しいお布団を用意してあげる必要があります。
ただし、赤ちゃん用に布団を新調する必要はありますが、「ベビー布団」が絶対に必要かと言えばそうでもありません。
大人用でも「硬め」マットレスを用意すれば大丈夫です。
赤ちゃん用の布団というのは、赤ちゃんが沈み込んで窒息しないように硬めに作られているので、大人用の高反発マットレスにバスタオルを敷くのと変わりはありません。
大人用のマットレスを買っておけば、少し大きくなったら添い寝、添い乳で寝かしつけも楽ですし、そのまま子供が大きくなっても使い続けることができて経済的です。
ベビーベッドにベビー布団だと、添い寝ができないから寝かしつけが大変なのよ!結局自分のベッドに連れて行って、添い寝添い乳してたな、、、。逆に危ないわよね。
我が家はベビー布団、子供布団を経て、結局今は大人用のマットレスと布団セットを使って寝ています。節約するなら、最初から大人用のしっかりしたマットレスをベビー布団代わりにすればよかったです。
長い目でで見て節約になる、子育てを少しでも楽にしたいなら、大人用の硬い布団が一番おすすめです。
5,バスタオル
バスタオルは湯上りだけでなく、敷布団・掛け布団やおくるみの代わりにもなりますので、多めに用意しておくのに越したことはありません。
逆に、いろいろと準備しなくても、バスタオルがたくさんあれば、すぐに洗濯もできて赤ちゃんの周りを常に清潔な状態に保てます。
肌触りのいいもの、オーガニックのものなど、バスタオルの品質にはこだわってあげたいですね。
6,ベビーバス(代わりになるものでOK)
新生児は大人の湯舟には入れません。
なので、ベビーバスを準備する必要があります。
どうせ購入するなら、その後の使い道があるタイプのベビーバスがおすすめです。
新しい衣装ケースをベビーバスにしている方も結構いらっしゃいます。
ベビーバスって必要だけど、すぐに要らなくなるから、代用品だったり、別の用途があるものが絶対にいいわよね!
7,ケア用の小物
爪切り、体温計、ソープ、綿棒など、こまごまとしたケア用品は必要です。
でもわざわざ赤ちゃん用を買う必要もありません。
赤ちゃんも大人も使えるものを探して購入することで、その後成長する子供や、家族みんなで利用できます。
8,消毒綿
母乳を挙げる時に必須なのが、消毒綿です。
これは買い忘れないようにしておきたいですね。
母乳が出過ぎて漏れる場合は、母乳パットや搾乳機は後から購入がおすすめです。
全く母乳が出ない人も居るので、最初から買っておく必要はありません。
必要に応じて、ぽちればすぐ届くので無駄買いはできるだけしないようにしたいですね。
9,履くタイプの生理ナプキン
産褥パンツや、産褥パッドなど、出産後の産褥期のケア用品も準備が必要のように思われますが、準備したにもかかわらず、産院の出産キットの中に結構いろいろと入っていました。
まずは、産院の出産キットで何がもらえるのかを確認しておくのが良いでしょう。
そして、足りない分は、履くタイプの生理ナプキンがおすすめです。
わざわざ「産褥パット」なんて言うものを買う必要はないのです。
パンツタイプのものだと、吸水力も高く、横漏れや後ろ漏れもしませんのでおすすめです。
産褥期が終わっても、生理用として利用できます。
ベビー用品準備いつから
これらの出産準備はいつ始めたらいいのかというと、早ければ安定期に入ってから、性別がわかってから、それ以降なら楽しみながら少しづつ始めるといいでしょう。
ただ、臨月に入る前には上記のものは揃えておくと、安心して出産に臨めると思います。
その他のものに関しては、「必要になってから買う」というのが買い時だと思います。
- やっぱりベビーベッドは必要だった
- お出かけが多いからベビーカーが必要になった
- 車が多いからチャイルドシートと抱っこ紐が必要
など、それぞれの生活スタイルによって必要なものは意外と全然違ったりします。
最低限だけ購入して、後は適宜レンタルやリサイクルショップなども利用しながら、自分の子育てスタイルに合ったものだけを揃えていくのが節約志向のママにはぴったりの方法だと思います。
出産準備は節約できる
初めての出産で舞い上がって爆買いしてしまった私が言うのもなんですが、出産準備は、出回っている様々な情報よりも少ないもので事足りるため、思っているより節約が可能です。
子供服メーカーは洗い替えの服がたくさんいると言いますし、ベビーカーメーカーは新生児からの高いベビーカーをすすめてきます。
でも、いらない人にとって全くいらないもので、実際私も上の子のベビーカーは首が座ってからだったので、新生児シートなど全く使いませんでした。
売り手側の情報に惑わされず、最小限から買い足していく事を強くおすすめします。
ということで、プレママのあなたの出産が素敵なものになりますようお祈りして、賢い節約ママ仲間になられることを楽しみにしています。
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