子どもの教育資金を準備することは、多くの親にとって重要な目標ですね。
そんな教育資金ですが、わが家では、既に1人300万円づつ貯め終わっています。
え?お子さんたちって、2人ともまだ小学生ですよね?
はい、まだ小学生ですが、小学生のうちに300万円づつ用意できたので、教育資金はもうばっちりです!
特に裕福な家庭ではありません、ごく普通の家庭ですが、やりくりしながら準備しました。
どんな手を使って教育資金を貯めたのか、その秘訣と実績を赤裸々に公開します。
これから教育資金の準備を始める方の参考になれば嬉しいです。
教育資金にNISAを選んだ理由
まず、わが家がどのようにして1人300万円、合計600万円の教育資金を貯めたのか、それは「ジュニアNISA」です。
ジュニアNISAは、年間80万円までの投資が非課税となり、子どもが20歳になるまで資産を運用できる制度です。
※成人年齢引き下げに伴い、18歳までとなりました。
学資保険を契約していた時期もありましたが、メリットとデメリットを比較し、
結局は学資保険を解約してジュニアNISAに乗り換えました。
途中解約の返戻で元本割れしてでも、ジュニアNISAの方が圧倒的に有利と思いそうしました。
教育資金には長期運用、インフレリスク、高収益を非課税で運用できるジュニアNISAは非常に魅力的でした。
詳しくは、下記の記事にまとめています。
投資戦略と選んだ商品
ジュニアNISAを利用するにあたり、わが家では以下の投資戦略を採用しました。
長期的な視点での資産運用
教育資金は10年以上先の未来に必要となる資金ため、長期的な視点での運用を重視しました。
リスク分散・長期ほったらかし投資、を実現するため投資信託と海外ETFに投資しました。
安定した成長を見込める投資信託
毎月の積み立てでは、安定した成長が期待できるインデックスファンドを選びました。
具体的に選んだ投資信託は、「S&P」と「オールカントリー(日本除く)」の二つ。
実は、日本の株式には一切手を付けていません。
この理由は、またおいおいお話しするとしましょう。
33か月の運用実績を公開
ここからは、わが家がこの33か月間運用してきた実績について、赤裸々に公開します。
子供2人分、全く同じタイミングで同じ商品を購入したので、
ここではわかりやすく1人分の詳細のみ公開していきます。
総投資額と運用成績(2024/5/23時点)
- 総投資額: 1,850,000円
- 評価額: 3,061,164円
- 評価益: +1,053,509円
- 評価益率: +52.47%
mamakimi
各年別の運用成績
- 1年目: 投資額 100,000円 → 評価額 234,791円(+134.79%)
- 2年目: 投資額 300,000円 → 評価額 489,419円(+65.42%)
- 3年目: 投資額 800,000円 → 評価額 1,229,872円(+53.73%)
- 4年目: 投資額 650,000円 → 評価額 915,229円(+40.8%)
mamakimi
180万円の資金が、300万円まで増えたってことよね?すごすぎじゃない
投資の力がなければ、こんなに早く教育資金を貯めるのは難しかったと思います
運用のポイントと学んだこと
1. 積み立ての重要性
毎月の積み立てを欠かさず行うことで、ドルコスト平均法を活用し、価格変動リスクを抑えることができました。
市場の上下に惑わされず、計画的に積み立てを続けることが大切です。
市場の上下は素人では予測は難しく、一喜一憂するものではありません。
淡々と少額でも積み立てることが大切です。
2. 分散投資の効果
個別株ではなく、投資信託を選ぶことで、リスクを分散しつつ安定したリターンを得ることができました。
成長性の高い「S&P」が全体のパフォーマンスを押し上げましたが、
分散性の高い「オールカントリー(日本除く)」も負けないくらい高いパフォーマンスです。
3. 長期的な視野
短期的な市場の変動に一喜一憂せず、長期的な視野で運用することが重要です。
33か月という比較的短期間でも、着実に資産が増えていることを実感しました。
最初はマイナスになることもあり、小額から恐々と積み立てていましたが、
時間の経過とともにマイナスになることは無くなり、
利益は右肩上がりの一途をたどっています。
mamakimi
長期間保有すればするほど投資は安定します。時間を味方につけるってこういうことね!
これから始める人の教育資産戦略は?
わが家では、ジュニアNISAを利用して教育資金を貯めました。
しかし、残念ながらジュニアNISAは2023年末で制度を終了し、新規での利用は不可能となりました。
じゃあもう、同じように運用で教育資金を貯めるのは無理かな??
そんなことありませんよ!
ジュニアNISAがじ廃止された代わりに、新NISAという制度が2024年からスタートしています。
旧NISAの2種類を組み合わせたような制度で、投資可能枠も倍増し、非課税期間も無期限になったため、ジュニアNISAを使う必要がなくなりました。
今後、資産運用で教育資金を貯めていこうとお考えの方は、
私がジュニアNISAで行ったことを、新NISAで行えばよいだけです!
新NISAについては、下記の記事に詳しくまとめています。
まとめ
わが家では、ジュニアNISAを利用して33か月間で52.47%の評価益を得ることができました。
今後、投資商品を新規に購入することなく、放置しておいたとしても、
たった5年後には、5%で約380万、10%で約500万、15%で630万、20%で800万円です。
低く見積もってこれです。
今と同じ52%で運用できていれば、3800万円!
絶好調の時の評価益で計算するのは危険なので、5%くらいで手堅く試算しておきましょう。
特別な商品を購入したり、特別な買い方をしたわけでもなく、このブログにも書いてある通りの
多くの皆さんが選ぶ人気商品を、コツコツ積み立ててきただけで、
何一つ難しいことはしていません。
長期的な視点で淡々と投資を継続することが、教育資金を効率的に準備するための鍵となります。
これからNISAを始める方も、すでに利用している方も、ぜひわが家の実績を参考にしてみてください。
皆さんの教育資金の準備が順調に進むことを心から願っています。
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